2012年6月28日木曜日

レーザーで活性酸素を発生させる がん治療法

患部に白血球を集めがん細胞を撃退

光線力学療法は、がん治療などに使われている治療法。PDTとも呼ばれ、光線力学的療法ともいわれる。 がん患者に対して、がん細胞に集まる性質のある薬品を投与し、弱いレーザー光を照射することで投与した光感受性物質から活性酸素を発生させ、この活性酸素によってがん細胞を駆逐させる治療法。

低出力のレーザーを使うため、正常組織へのダメージを最小限に抑えることが出来る。早期の食道がん胃がん・子宮頸がん・加齢黄斑変性に保険適用されている。内視鏡で病巣が確認できることが治療の条件。

近年は発生する活性酸素が感染症への治療効果も持つことが発見されて、適用範囲が増えつつある。

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